インプラント治療が終わった後のメンテナンスって、どんなことをするんですか?
基本的には、他の歯と変わりません。状態をチェックして、歯石などを除去します。
特別なことをするわけではないんですね。
インプラントのメンテナンスで大事なことは、定期的にプロのチェックを受けるということなんです。
インプラントは他の歯と比べて痛みを感じにくいですから、患者さんが症状を自覚した時には炎症や歯周病が進んでいるということも多いんです。
患者さんによっては、インプラントがあわずに骨が炎症を起こしてしまう方もいます。そういった体質的なものも、早めに気づいて処置する必要があります。
それに、やはり被せ物は噛む力によってすり減ってきますから、状態をチェックして、交換時期を見極める必要もあります。
長く、コストを抑えてインプラントを使用するためには、定期的なチェックとメンテナンスが大切です。
定期的にチェックしてもらったほうが、いざというときの治療も軽くて済むんですね。
そうですね。
よく患者さんには車に例えて説明するのですが、車を買ったあとも、定期的に車検を受けたり、オイルを交換したりしますね。
そのようにインプラントも、定期的なチェックと、適切なメンテナンスや部品交換が必要なんです。
長い間整備をしていない車の修理には大変なお金がかかるように、インプラントもまた、長くメンテナンスをしていないと、後からの治療が大掛かりになってしまうケースが多いですね。
なるほど!よくわかりました!
ぜひ定期的にメンテナンスをしていただいて、長くインプラントを使っていただきたいですね。