丸谷先生、
インプラントという言葉はよく聞きますが、実際にはどんな治療をするんですか？

インプラントとは、もともと「うめこむ」とか「移植する」という意味の言葉です。
歯がなくなった場所（あご）に、ネジのような外見の「人工歯根」を埋め込み、その上に人工の歯を取り付けることで、自分の歯と変わらない見た目や機能を持たせるんですよ。

こんな図をイメージしていただくとわかりやすいかもしれませんね。

入れ歯などとはまた違う治療法なんですね。

そうですね。
歯が失われた場合は、入れ歯やブリッジという治療方法もあります。
しかし、入れ歯やブリッジは他の健康な歯にも多少負担がかかり、また噛む力が弱くなってしまう場合もありますし、普段のお手入れの手間もありますね。

インプラントは歯根を埋め込んでいるので、噛みやすいんですね。
普段のお手入れは簡単なんですか？

インプラントの場合は、他の歯と同じようにブラッシングなどを行っていただきます。
また、当院では定期的に歯石のチェックなどのメンテナンスをおすすめしていますが、これはインプラントにかかわらず、どなたにも行っていただきたいことです。

インプラントは他の健康な歯と変わらないんですね。

そうですね。
入れ歯やブリッジが合わずに食事などがしづらい方には、特におすすめの治療です。